佐柳島のヒメボタル
2004年 5/29日、6月7日の夜、佐柳島のてんまの地蔵近くの道路から山側の畑や林にホタルがすごくたくさん飛び交い、木々にはとまった
ホタルでクリスマスツリーの電飾のようであったという。
このホタルは陸棲のヒメボタルで、見た人のなかには、あまりの綺麗さに感動し、詩をしたためた人もいました。
2005年 5/28日、私はホタルの乱舞を予想して写真に収めるべく、帰省し、昨年大量発生した場所に行ってみましたが、風があり、ホタル飛行には障害があると思われ、数は少なく、一度に視界に10匹程度の明滅を確認できる程度でした。6/4日、6/5日もホタルを見に行って見ましたが運悪く、両日とも北風があり、温度も下がったためか、一度に視界に15匹程度のホタルの明滅を確認できる程度でした。

私は、小学生の頃、学校での映画をみた帰りにヒラの道でホタルを見たことがあります。また、古老によれば「昔からホタルはいた」ということでした。過疎化に伴い、畑が荒れて雑木林が増え、ヒメボタルの生息環境が広がったのではないかと考えられます。

写真は建物の陰になり、風が弱いところで飛んでいたホタルを撮影したものです。もし、昨年の大発生の時に写真にとれたなら、どれほど綺麗な写真が撮れただろうと悔やまれます。
2005年6/4日の夜、旧学校の運動場のところで撮影、点滅しながら飛んだホタルの飛跡が写っています。
6/5日、公民館と小学校校舎との間で撮影
ホタル鑑賞に訪れた人たち、ホタルは多くはありませんでしたが、色々な話しに花が咲き、
憩いの場になっていました。
気温も下がり、ホタルも活動が鈍ったようでしたが、空は、春には珍しく澄み渡り、たくさんの星が煌いていました。
写真は我家のベランダから見た、佐柳島の山にかかる天の川です。