|
|||
こ と ば |
意 味 |
会 話 例 |
|
__ ̄ あいら |
あの人達 |
あいらが 畑 踏み ねちゃったんじゃがいや [訳] あの人達が 畑を 踏み荒らしたんですよ |
|
__ ̄ あいさ |
間、余暇 |
仕事の
あいさに ひとねぶり せんか [訳] 仕事の 合間に 一眠り しましょう |
|
__ ̄―__ あいそがない |
手持ちぶたさで 退屈 |
だれっちゃ
こだって あいそがなかった [訳] 誰も 来なかったので 退屈した。 |
|
_ ̄ ̄ あえー |
あの辺 |
あえーに落としたと思うけに あえーから 探さんか [訳] あの辺に落としたと思うので、あの辺から探そうよ。 |
|
_ ̄ あか |
船に浸水した水 |
この船は
すぐにあかが はいるな [訳] この船は すぐ浸水するね |
|
__ ̄ ̄―_ あかいちまる |
浸水がひどい船 |
ぼろ船じゃってか あかいちまるじゃな [訳] 古い船のせいか 浸水がひどい船ですね |
|
_/\ あがき |
肩甲骨のへり |
あがきが だい−て ずつないわいや [訳] 肩甲骨のへりの所が凝って 気分が悪いですわ |
|
_ ̄ ̄―_・___ ̄_ あかんたれ |
情けない人 |
人の言いなりになって あかんたれじゃな [訳] 人の言いなりになって 情けない人ですね |
|
__/ あくた |
クズ、ゴミ |
しょうやくして 残りは あくた ばっかりじゃ [訳] 選別して 残りは クズばっかりですよ |
|
__ ̄_ あくたれ |
悪口・憎まれ口 |
思うようにならんてか あくたれ ゆうて いんだわ [訳] 思うようにならないで 憎まれ口たたいて帰ったよ |
|
__\ あげと |
顎 |
ほてころいで あげとを 打ちしゃいだがいや [訳] 転んで あごを 思いっきり 打ってしまったよ |
|
__ ̄_ あげもん |
天ぷら |
どっからで
あげもん しよんか ええかざが するな [訳] どこかで天ぷらしているのか いい匂いがしますね。 |
|
_/\ あさい |
昼 食 |
ぼちぼち あさい たこか [訳] そろそろ 昼ご飯 炊きましょうか |
|
_ ̄―__ あさっぱら |
朝早くから |
あさっぱら から どこいて きたんの? [訳] 朝、早くから 何所へ 行って来たんですか? |
|
__ ̄_ あさかげ |
午前中 いっぱい |
あさかげ 山へ いとったね [訳] 朝から 昼まで 畑仕事に 行っていたんです |
|
__ ̄_ あじよに |
快適に、心地よく |
風がつよて
あじよに 釣れだったわいや。 [訳] 風が強くて気持ちよく釣りが出来なかったよ。 |
|
__ ̄―__ あじがわるい |
不気味な,気味が悪い |
暗い道
いのるんは あじがわるい [訳] 暗い道を帰るのは 気味が悪い |
|
__ ̄―_ あじがええ |
快適な、心地よい、便利な |
船が 早ようなって あじがええな [訳] 船が 速くなって 便利になったね。 |
|
_ ̄_ あずる |
思うようにならず困り果てる |
うちの子を学校へ行かすんにあずったんじゃが [訳] うちの子を学校へ行かせるのに困り果てましたよ |
|
__\ あしこ |
(* あんなこ とも言う) あそこ |
あしこに 置いとるけに 持ってきてくれ [訳] あそこに 置いているから 持ってきて下さい |
|
__\ あじな |
変な,奇妙な |
あじなもんが うろつっきょるど [訳] 変な人が うろついていますよ |
|
__ ̄―_ あしぼろし がいる |
大腿の後ろの筋肉痛 |
だいてくさん
参いって あしぼろしがいったわ [訳] 大天狗さん参りで 大腿が筋肉痛になったよ。 |
|
_\
__\ あだ,あだべ |
へり,地べた |
あだべに すわったら つべが 冷たかろがや [訳] 地べたに すわったら お尻が 冷たいでしょうに |
|
_ ̄ あた |
つらあてのいやがらせ |
恨みがあるんか
あたばっかり するんじゃがいや [訳] 恨みがあるのか 嫌がらばかりせするんですよ |
|
_ ̄―_____ あたむねがわるい |
腹が立ってムカムカする。 |
あいつと しゃべったら あたむねがわるんなる [訳] あの人と話してたら 腹がたってムカムカしてくる |
|
__ ̄―__ あたくすない |
みっともない |
あたくすなや あんがらこと しょーるど [訳] みっともないことに あんなこと してるよ |
|
__ ̄_ あったけ |
あれだけ・あれほど |
あったけも 飯 くろたら 腹がくわるど [訳] あれほども ご飯食べたら お腹こわすよ |
|
__ ̄ あつけ |
日射病 |
帽子
かついで いかな あつけ するど [訳] 帽子 かむって 行かないと 日射病になりますよ |
|
___ ̄_ あっぱがお |
驚いて 間抜けた顔 |
あっぱがお しとらんと はよ 次のことせんかい [訳] 間抜け顔してないで 早く 次の事しなさい |
|
__ ̄―__ あてばりこく |
面当てにおしっこかける |
木戸に あてばりこいて いんだ [訳] 門に 嫌がらせに 小便をかけて 帰った。 |
|
_ ̄ あば |
泡、あぶく |
がねが あば ふっきょるど [訳] カニが 泡 吹いていますよ |
|
_/ あば |
魚網の浮き木 |
たて網にあばをつけて立てらす [訳] さし網に浮き木をつけて立たせる。 |
|
_ ̄_ あばく |
さばく・処理する |
いおが
あばけんば゛取れたっちょーったな [訳] 魚が さばききれないほど 取れたって 言ってましたね |
|
__ ̄__ ̄_ あばれがったい |
したいほうだい・好き勝手 |
あれは あばれがったいして よわらすわいや [訳] あの子は 勝手放題して 困らせるわ |
|
_ ̄__ あまくさ |
処理に困るほど多量 |
いおを あまくさば 釣ってきとるが [訳] 魚を 食べきれないほど 釣ってきてますね |
|
_ ̄_ あらく |
離れる |
船が 当たらんように あらけとけよ [訳] 船が 当たらないように 離しておいて下さい |
|
__ ̄_ あらよそ |
だいたい ・ おおざっぱ |
話は
あらよそ 聞いとんね [訳] 話は だいたい 聞いています。 |
|
_ ̄_ あらし |
凪のときのそよ風 |
ええ
あらしが あって 涼しいわいや (夏) [訳] いい風があって 涼しいねぇ |
|
__ ̄_ あらじゃめ |
鳥肌(サブサブ) |
さぶいって あらじゃめが でとるがいや [訳] 寒いからか 鳥肌がたってるわ |
|
_/\_ あらいや |
おっとっと |
あらいや 手から すべくり落としてしもたが [訳] おっとっと 手から 滑って落としてしまったよ |
|
_ ̄_ あわす |
研ぐ(刃物を) |
ほっちょが
いっちょも 切れんけに あわしてくれ [訳] 包丁が 少しも切れないので 研いで下さい |
|
__ ̄_ あんがら |
あんな |
あんがら事しょったら いつどかし さかねんだいくらうど [訳] あんなことしてたら いつかは 逆襲されますよ。 |
|
__/ あんき |
裕福 |
あっこは あんきなけに 皆 ええ 服着とるわ [訳] あの家は 裕福だから 皆 いい 服着てますね |
|
__ ̄_ あんじょと |
ちゃんと,きちんと |
あんじょと 戸を たっていけよ [訳] ちゃんと 戸を 閉めて 行ってね |
|
__ ̄―_ あんだいな |
気がかり、不安 |
使いに いてもろたけど あんだいなんじゃわ [訳] 使いに 行ってもらったけど 気がかりですわ |
|
/\_ あんの |
兄、兄さん |
われの あんのは ひょうげさくじゃな [訳] あなたの 兄さんは ひょうきん者ですね。 |
|
|
|||
こ と ば |
意 味 |
会 話 例 |
|
__ ̄__\ いえのやだま |
家敷、家の中 |
あいつはいえのやだまにゃ おりゃせん [訳] あいつはいつも 家に居るときがない |
|
__ ̄ いかな |
よもや、いかに |
いかな われでも じよんせまがや [訳] いかに あなたでも どうにもならないでしょう。 |
|
__ ̄―_ いかないや |
なんとまぁ |
まぁ
いかないや どしたんの? [訳] なんとまぁ どうしたんですか? |
|
__/ いかき |
ご飯をいれる竹製の篭 |
飯を
いかきに うつして 釣っとけよ [訳] ご飯を 竹篭に 入れ替えて 吊り下げといてよ |
|
___/ いかさま |
よっぽど、非常に |
腹が立って いかさま ねごちゃろかと おもたわ [訳] 腹が立って よっぽど 訴え出ようかと 思ったよ。 |
|
__ ̄_ いかげん |
いいかげん・ある程度 |
いかげん 釣れたけに いなんか [訳] ある程度 釣れたから 帰りましょう |
|
_ ̄_ いぐい |
えぐい(味) |
この 貝は いぐいなぁ [訳] この 貝は えぐい味が するなぁ |
|
__ ̄_・___ ̄_ いじばる・いじこばる |
いこじに意地をはる |
いじばって いじろがんのじゃがいや [訳] いこじに 意地をはって 動こうとしないんです |
|
__ ̄―_ いじろがん |
意地をはって動かない。 |
こうてくれって 店のまえで いじろがんのよ [訳] 買ってほしいのか 店の前から 動かないのよ。 |
|
__ ̄―__ いじかましい |
顔をそむけるほど気味が悪い |
いやぁー いじかましやよー [訳] うわー 気色悪いよ |
|
_ ̄_ いずみ |
井 戸 |
つぶれで いずみから 水をくんでこいや [訳] ツルベで 井戸から 水を汲んできて下さい。 |
|
__ ̄_ いたずり |
いたどり |
いたずりの おんちょろを よーけとってきた [訳] いたどりの 太い若芽を たくさん とってきた |
|
_\ いた |
行った |
いつ いたんの? [訳] いつ 行ったんですか? |
|
__ ̄_ いただく |
頭に荷をのせる。 |
荷物を 頭に いただいて いのるわ [訳] 荷物を 頭にのせて 帰ります |
|
__ ̄―__ いっこうかい |
一往復 |
ほむら
まで いっこうかい いてくれ [訳] 本浦まで 一往復 行ってきて下さい |
|
__ ̄_ いっかど |
(すっぱど と 同義語) 沢山・いっぱい |
いっかど 釣って 来とったど [訳] いっぱい 釣って 来てましたよ |
|
__ ̄_ いっとき |
しばらく 、かなり長時間 |
停電が なおるまで いっとき かかった [訳] 停電が 回復するまで しばらく かかった。 |
|
__ ̄ いっか |
親 戚 |
ここと あしこは いっかになるね [訳] この家と あの家は 親戚ですよ |
|
__ ̄_ いっつい |
そっくり ・ 似ている |
兄弟じゃってか
いっつい じゃなぁ [訳] 兄弟だからか そっくりですね。 |
|
_ ̄___ まいっつい |
ほんとうにそっくり |
双子じゃけに ほんまに まいっつい じゃわ [訳] 双子だから ほんとうに そっくりですわ。 |
|
__ ̄_ いっちょも |
少しも |
いっちょも 釣れだったわ [訳] 少しも釣れなかったよ。 |
|
___ ̄_ いつどがし |
いつかは |
そんがら事 しょったら いつどがしゃ おっかれるど [訳] そんな事 していたら いつかは 怒られますよ。 |
|
_ ̄―_ いつんじゃ |
いつも |
いつんじゃ 家に おらへんな [訳] いつも 家に 居ませんね |
|
__\ いつど |
いつか |
めげとん
いつど 見てくれるこ [訳] 故障しているもの いつか 見てもらえますか。 |
|
___/ いつない |
いつになく |
今日は
いつない よう釣れたな [訳] 今日は いつになく 沢山 釣れましたね |
|
_ ̄_ いでる |
ゆでる |
芋を
いでよんねよ [訳] 芋を ゆでて いるんです。 |
|
__\ いとど |
よっぽど |
腹がたって いとど かかりこんじゃろかと おもたわ [訳] 腹が立って よっぽど 抗議に行こうかと思ったよ |
|
_ ̄―_ いとしい |
不憫で可愛そうな気持ち |
あれは いとしいがいや [訳] あの人は 不憫で可愛そうに思いますね。 |
|
_ ̄_ いなう |
担い棒でかつぐ |
おうこで いのうて いかんか [訳] 担い棒で かついで 行きましょう。 |
|
__ ̄ いなえ |
かつぎ桶 |
いなえに いっぱい 水くんでこい [訳] かつぎ桶に いっぱい 水を汲んでこい |
|
_ ̄―_ いなんご |
(* はいなんごは ヤドカリ)
磯の小形の巻貝類 |
いなんご ひろてきたけに いでて くわんか [訳] 磯の巻貝拾ってきたので 茹でて食べましょう |
|
_ ̄_ _/ いのる, いぬ |
帰 る |
いつ いのんの? [訳] いつ 帰るのですか? |
|
__ ̄_ いりつく |
煮物が焦げつく |
うんかぶじに なっとったら いりつくんど [訳] うっかり していたら 焦げつきますよ。 |
|
/\__ いりつく |
収支 |
ちゃんと
いりつく いわにゃ あかん [訳] きちんと 収支決算を 出さないといけない |
|
_/\ いろう |
いじくる |
ぺん
塗った いきじゃけに いろうなよ [訳] ペンキ塗った ばかりなので いじらないでね |
|
_ ̄―__ いろになる |
色が変わるほど群れている |
あしこらに 魚か゛ いろになっとらいや [訳] あの辺に 魚が 群れているよ |
|
_ ̄_ ̄ いよいよ |
@.まったく A.呆れた |
今日は いよいよ 釣れんなぁ [訳] 今日は まったく 釣れないですねぇ |
|
_ ̄―_ いわえる |
くくる・結ぶ |
はづなを これに いわえとけよ [訳] もやい綱を これに 結わえておけよ |
|
_/ ̄ いーん |
へぇー,ふーん |
いーん そうかいや 知らだったがいや [訳] へぇー そうですか 知りませんでした。 |
|
__/ いんにゃ |
いいえ |
いんにゃ そうじゃないんじゃ [訳] いいえ そうでは ありません。 |
|
 ̄_  ̄_ いん,いん |
ふん,ふん |
いん、いん そうじゃ そうじゃ [訳] ふん、ふん そう、そう |
|
 ̄ ̄―___ いんじらっぱ |
油差し |
油差すから
いんじらっぱ もてこいや [訳] 潤滑油差すので 油差し 持って来てください。 |
|
|
||
こ と ば |
意 味 |
会 話 例 |
 ̄\__ うーから |
生まれたときから |
うらは
うーから 佐柳で おるね [訳] 私は うまれたときから 佐柳で暮らしています。 |
_ ̄―_ うかしい |
おかしい (面白くて) |
あの 漫才は いかな うかしいんじゃが [訳] あの漫才は とっても 面白おかしいですよ |
_/\ うせる |
来る (蔑すんだ言い方) |
あいつが また うせとるがいや [訳] あの人が また 来てるなぁ |
__ ̄―_ うちやいこ |
けんか |
あいら二人が うちやいこ しょうるが [訳] あの人ら 二人が 喧嘩 をしていますよ |
__ ̄―_ うちどやす |
殴り倒す |
言うこと
きかんと 打ちどやすど [訳] 言うこと 聞かないと 殴り倒すよ |
_ ̄_ うつす |
@.雨が勢いよく降る。 A.容器を一気に空ける |
どんどろそばえが うつしてきたど [訳] 夕立が 勢いよく降ってきたよ。 |
_ ̄_ うつる |
似合う |
その服は
よう うつるわ [訳] その服は よく 似合いますね |
__ ̄―_ うまたげな |
( * うまげな、とも言う ) 粋な、立派な |
うまたげに 言うけど あら 口ばっかりよ [訳] 立派なことを言うけど、あの人は 口先ばかりよ。 |
_ ̄―__ うまくさい |
煮物のおいしそうな匂い |
いお たっきょんか うまくさい かざがするな [訳] 魚、煮付けてるのか、おいしそうな 匂いがしますね |
__―_ うまれる |
忌まれる、喪中 |
うちは
うまれとるけに 祝いには
出られんね [訳] 我家は喪中だから 祝いには出席できないのです。 |
_/ うも |
海底の あまもの 群生 |
ひらの
沖には うもが ようけ 生えとるなぁ [訳] ひらの 沖には あまもが 沢山 生えていますねぇ |
_\
うら |
私 |
ここが うらの家よ [訳] ここが 私の家です。 |
__ ̄_ うらがん |
私のもの |
それは うらがんのじゃけに よけといてくれ [訳] それは 私の分ですから 別にしといてね |
__ ̄ うらら |
私達 |
うららに そんがらこと 聞かれても わからへんわ [訳] 私達に そんなことを 聞かれても わからないです。 |
__ ̄―_ うろがくる |
あせって オロオロした状態になる |
はよ
火を 消さななんのに うろがきてもとる [訳] 火を消さないけないのにオロオロした状態になってる |
/\___ うんのとり |
海アイサ (鳥) |
うんのとりを おわえ まわっしょつたなぁ [訳] 海アイサを 追いかけ まわして いましたねぇ |
_/\_/ うんかぶじ になる |
他に気をとられて うっかりする。 |
あらいや うんかぶじじゃったがいや [訳] あらら つい うっかりしていましたわ |
|