こ と　ば		意　味		会 話　 例
＿＿￣―＿ 　はいなんご		ヤドカリ		はいなんご ばっかり 拾ろてきとるが ［訳］ ヤドカリ ばっかり 拾って 来てますね
／＼＼ はいめ		早く行け		はいめ ・・ はいまんかい ［訳］ 早く行け・・早く行きなさい
＿／ ばい		紐でしばいて回すコマ (広辞苑では無精ゴマ)		ばいを 回して 遊ばんか ［訳］ 無精ごまを 回して 遊びましょうよ
＿＿＿＿＿／ ばいどりがち		早い者勝ちで奪い合い		餅投げの ときにゃ餅を ばいどりがちよ ［訳］ 餅投げのときには餅を早い者勝ちの奪い合いですよ
＿￣＿ はがま		飯釜		はがまで しらかい を たいたね ［訳］ かまで おかゆを 炊いたんです
＿￣＿ はぐい		歯がｷｨｷｨするような感じ		爪で ｽﾘｶﾞﾗｽ を 掻いたら はぐいがいや ［訳］ 爪で ｽﾘｶﾞﾗｽ を 掻いたら 歯が浮く音がするよ
＿＼ はご		アホウ、バカ		あの はごが こんがらこと しくさっとらいや ［訳］ あのバカが こんなこと していますわ
＿￣＿＿＿￣ はごのたくら		大バカ		あの はごのたくらが 無茶 しくさっとる ［訳］ あの おおバカめが 無茶 しでかしている
＿￣＿ ＿￣＿ はさる、はせる		はさまる、はさめる		ちょうめんに はせとくけに 忘れなよ ［訳］ ノートに はさめておくから 忘れないでね
＿／＼ ばさん		（自分の嫁さんのことも） 婆さん		そっちの ばさんは 元気でおんこ？ ［訳］ あなたの婆さんは 元気でいますか？
＿￣―＿＿ はしりごく		かけっこ		学校まで はしりごく せんか ［訳］ 学校まで かけっこ しようよ
＿／＼ はしり		流し台		はしりの 上で だいこの どろ おとせいの ［訳］ 流し台の上で 大根の 土を 落としなさいよ
＿＿￣＿ はじかい		�@、利発な �A、ﾁｸﾁｸする痒み		イガ がはいって はじかい 　［訳］ 麦がらが 入って チクチク痒い
＿＼ はせ		衣類のボタン		われが 引っ張るけに 服のはせが ちぎれたが ［訳］ あなたが 引っ張るから 服のボタンが ちぎれたよ
＿＿＿／ はせだし		仲間はずれ，のけ者		かわいそうに はせだしに されとんのよ ［訳］ かわいそうに のけ者に されているんですよ
＿＿／ はたと		バッタ		はたとが 畑のなーを　くろて　もとらいや ［訳］ バッタが 畑の菜を　食べて　しまっているわ
＿＿￣＿ はたける		広げる		そこへ かば はたけて すわらんか ［訳］ そこへ カバーシートを 広げて すわりましょう
＿＿＿／ 　はちわれ		アケビ		秋の山には、はちわれを　とりに行っきょったな 　［訳］ 秋の山には　アケビを　とりに行っていましたね
＿＿／ ばっこ		ままごと遊び		ばっこして 遊ばんか ［訳］ ままごと遊び しょうよ
＿＿￣＿ はっしゃぐ		桶類が 乾燥してガタガタになる		はんぼが はっしゃいで 水が ぶいよるど ［訳］ 洗い桶が 乾燥してガタガタで 水が漏れているよ
＿＿＿￣＿＿ はっとこばる		広い場所をとる		これが はっとこばって 身動きならんが ［訳］ これが 広い場所とって 身動き ならないよ
＿＿￣￣￣＿＿￣＿ はちごめにかまえる		必死にスキをうかがう		なに ねろとんか はちごめにかまえとるど ［訳］ なに 狙っているのか 必死にスキをうかがってるよ
＿＿＼ はなご		履物のはなお		じょうりの はなごが 切れていんだわ ［訳］ 草履の はなおが 切れてなくなったよ
＿￣＿＿ はばしい		すばしっこい・敏しょう		はばしいけに なかなか つかまえられんわ ［訳］ 敏しょうだから なかなか 捕まえられないわ
＿／ はぶ		歯ぐき		はぶが 腫れて 痛い 痛い ［訳］ 歯ぐきが 腫れて すごく痛い
＿／＼＿＿＿￣＿ はべにもおもわん		これっぽっちも 考えたことがない		そんがら ことやか はべにもおもわんわい ［訳］ そんなことは これっぽっちも考えたことはないよ
＿＼ はめ		マムシ		こえーで はめを みたっちょーるど ［訳］ この辺で マムシを 見たと言ってますよ
＿／＼ はめる		入れる		うらも 仲間に はめて くれるかいや 　［訳］ 私も 仲間に 入れて くれますか
＿／＼ はよじ		歯ブラシ		はよじで てんねに はーみがけよ ［訳］ 歯ブラシで ていねいに 歯を磨きなさい よ
＿＿￣―＿ はらくわり		腹痛		おかが はらくわりで ねよるんじゃ ［訳］ 母が 腹痛で 寝込んでいます。
／＼＿＿ はります		平手打ちにする		ゆうこと きかな はりまっそ ［訳］ 言うこときかないと 平手打ちにするよ
／＼＿＿ はりこむ		奮発する		はりこんで ええ服 こうたんじゃな ［訳］ 奮発して いい 服 買ったんですね
＿／ ばる		オシッコをする		しょうべ ばって くるわ ［訳］ オシッコに 行って 来ます
＿＿＿／＼ ばりかつぐ		オシッコを 衣類の中に失敗する		また ばりかついで きたんかいや ［訳］ また ズボンを 濡らして 来たのかいな
＿＿￣ ばんげ	夕方			ばんげ にゃ もどって こーがや ［訳］ 夕方には 帰って来るでしょう
＿＿￣＿ ばんばこ	ケンケン、片足とび			こんどは ばんばこ せんか ［訳］ こんどは ケンケン しようよ
＿＿＼ はんぼ	洗い桶（浅くて広い桶）			食器を はんぼで あろてくれ ［訳］ 食器を 洗い桶で 洗って下さい
こ と　ば		意　 味		会 話　 例
￣＼￣＼ びーやー		(* びやもお とも) あらまぁ！		びーやー はよう ゆうて くれなあかんがいや ［訳］ あらまぁ 早く言ってもらわないと困りますよ
＿＿＿＿＿＿／ びーびーになる		忙しすぎて オロオロした状態になる		忙しすぎて びーびーになったがいや 　［訳］ 忙しすぎて オロオロ した状態になったわ
￣＼＿ ひいて		一日		ひいて では 仕事は 終わらんなぁ ［訳］ 一日では、仕事は 終わらないなぁ
＿￣＿ びえん		新鮮な生もの		このいおは しょう しとらん びえんよ ［訳］ この魚は 塩 していない 鮮魚ですよ
＿＿＿＿￣＿ ひがてりあめ		狐の嫁入り		お日さんが 照っとんのに ひがてりあめ がふいよる ［訳］ お日様が 照っているのに 狐の嫁入りが降ってる
＿￣＿＿￣＿＿ ひがのいちんち		一日中，朝から晩まで		ひがのいちんち 釣りして よう たってこんの ［訳］ 朝から晩まで 釣りして よく 飽きませんね
＿＿￣＿ ひこじる		ひきずる		ねずみが 餅を ひこじって いんにょるが ［訳］ ねずみが 餅を 引きずって 行ってるよ
＿＿￣―＿＿＿ ひこむつかしい		ややこしい		こんがら ひこむつかしい こと ようせんわ ［訳］ こんな ややこしいことは よう しません
＿＿￣＿ ひすこり		干潮		大潮の ひすこりは 朝、夕にあるんじゃど ［訳］ 大潮の 干潮は 朝、夕にあるんですよ
＿／＼ ひたる		失う ．紛失する		こえーで ひたったんじゃけどなぁ ［訳］ この辺で 紛失したんですけどねぇ
＿＿￣＿ ひだるい		お腹がすいて疲れた		よう し仕事したけに ひだるいわいや ［訳］ よく 仕事したので お腹がすいて疲れたよ
＿￣＿ ひだし		長い間		ひだし 顔を みとらんのぉ ［訳］ 長い間 顔を 見ていませんねぇ
＿＿＿￣＿ ひたらしい		ビチャビチャの 地面でうっとうしい		雨が降って 道が ひたらしいわいや ［訳］ 雨が降って 道が ビチャビチャで うっとうしいわ
＿＿￣＿ ひちこい		しつっこい		さっち 行くって ひちこいのよ ［訳］ どうしても 行くって しつっこいんですよ
＿／＼ ひてる		捨てる		くずは いらんけに ほりひててこい ［訳］ くずは いらないので 投げ捨ててきなさい
＿＿￣ ひどこ		かまど		ひどこに はがま かけて 飯をたけいや ［訳］ かまどに 飯釜 を かけて ご飯を 炊きなさい
＿＿￣＿ ＿＿￣＿ ひとよさ，ふたよさ		一晩，二晩		ひとよさ 佐柳で とまって くるね ［訳］ 一晩 佐柳で 泊まって 来るんです
＿＿￣＿ ひとたて		一回の仕事・		ひとたて ゴミ ひててこんか ［訳］ 一回、ゴミを 捨てて 来ましょうよ
＿＿＿＼ ひなぐれ		日暮れ		ひなぐれ までにゃ 戻ってこーがや ［訳］ 日暮れまでには 帰ってくるでしょう
＿￣＿＿・＿＿￣＿ ひねしる		（*　ちめる　とも言う） 強くつねる		ひねしったら 痛いがいや ［訳］ 強くつねったら 痛いじゃないか
＿＼ びび （幼児語）		魚		びびが およっぎょる ［訳］ 魚が 泳いでいる
＿／ ひぼ		ひも		これ ひぼで いわえて くれ ［訳］ これを ひもで 括って 下さい
￣＿ びや		あら ！		びや ！ 煮物を いりつかしとるが！ ［訳］ あら 煮物を 焦げ付かしてるわ
＿＿￣＿ ひやこい		冷たい		今日は ひやこい 日やなぁ ［訳］ 今日は 冷たい 日ですねぇ
￣＼＿＿ ひょうげる		おどける		ひょうげて いかな 面白いんじゃが ［訳］ おどけて 笑わせて とっても 面白いですね
＿＿￣―＿ ひょうげさく		ひょうきん者		あの あんのは ひょうげさくじゃな ［訳］ あの 兄さんは ひょうきん者ですね
＿＿￣―＿＿ ひょうろくだま		亭主(蔑んだ言い方)		あのひょうろくだまは何処へいたんの？ ［訳］ あのバカ亭主は何処へ行ったのでしょう？
＿＿￣＿ びらくる		ぶらさがる		雲から そばえが びらくって きよるど ［訳］ 雲から雨がぶら下がってきてますよ
＿／ 　ひる			大便をする	○○ひってくるわ ［訳］ 　大便してきますわ
＿＿＿／＼ 　ひりかつぐ			衣服の中に大便をしてしまう	急にきおってきて　○○ひりかついだんじゃわ　　 ［訳］　急に催して来てズボンの中に大便をしてしまった
＿＿￣＿ ひんける			植物が萎える	なすびが ひんけて しわしわじゃが ［訳］ ナスビが 萎びて シワシワですよ
＿＿￣＿ ひんにゃご			乳児	まだまだ ひんにゃごよ ［訳］ まだまだ 小さい 乳児ですよ
こ と　ば		意　味		会 話　 例
＿／＼＿ ぶいすけ		未熟者		われは いつまで ぶいすけ なんな ［訳］ あなたは いつになったら しっかりするの
￣＼＿＿＿＿ ふーがわるい		外聞、風評がわるい		そんがらこと しょったら ふうがわるいんじゃが ［訳］ そんなこと していたら 外聞がわるいですよ
＿／＼ ふえる		根菜類のとうが立つ		このだいこは ふえとるわ ［訳］ この大根は とうがたってるよ
＿／＼ ふさう		縁起，相性がよい		われと うらは ふさうんじゃな ［訳］ あなたと 私は 相性が良いですね
＿＿￣ ぶさげ		山から薪を 負い下げる作業		ぶさげは えらかったなぁ ［訳］ 薪を負い下げる仕事は 辛かったなぁ
＿＿￣＿ ふすぼる		くすぶる		よーに 消さな まだ ふすぼいよるど ［訳］ よく 消さないと まだ くすぶってるよ
＿＿／ ふたや		家と家との間の細い路地		ふたやに もの置いたら 通れんが ［訳］ 家と家との間に物を 置いたら通れないよ
＿＿＼ ふたえ		額（ひたい）		ほてころいで ふたえを わったね ［訳］ こけて 額を 切ったんです
＿＿￣＿ ふつぶる		（目を） つむる		ゴミが 飛んでくるけに めー ふつぶっとけよ ［訳］ ゴミが飛んでくるから 目をつむって いなさいよ
＿￣ ぶに		徳，運，縁		くいぶにがあったんか ごっつぉくて しんだねよ ［訳］ 食べる運が あったのか ご馳走食べて亡くなったよ
＿／ ぶる		漏れる		穴が あいとんか 水が ぶって いんにょるが ［訳］ 穴が あいてるのか 水が 漏れていってるわ
＿￣￣＿ ふよーな		怠け者，働きたくない人		ふようなんじゃけに 仕事 しょーらへんね ［訳］ 怠け者だから 働いていないんですよ
＿＿￣＿ ぶんぶん		コガネムシ		ぶんぶんが 飛びまわって きゃいがわるい ［訳］ コガネムシが 飛びまわって 不快でうっとうしい
こ と　ば	意　味			会 話　 例
＿＿￣＿￣―＿＿ へーじゃこがしじゃ	つべこべ・へ理屈			へーじゃこがしじゃって言わずに はよせんかい ［訳］ つべこべ言わないで 早くしなさい。
＿／ へた	舌			落ち着いて かまな へた かむぞ ［訳］ 落ち着いて食べないと 舌を 噛みますよ
＿／＼ へたる	座りこむ			足が だいかったら そこい へたっとけいの ［訳］ 足が だるかったら そこへ 座っていなさいよ
＿＿＿／ べたなぎ	無風でさざ波もない凪			今日はべたなぎじゃわ ［訳］ 今日は 無風状態で さざ波もない凪ですね
＿＿＿／ べったん	薄べったい形			餅が やらこすぎて べったん になってしまうが ［訳］ 餅が 柔らかすぎて 薄べったく なってしまうね
＿￣＿＿ へなぶる	嘲弄する			へなぶったように 言うもんじゃ ないんじゃど ［訳］ 嘲弄したように 言うものでは ありませんよ
／＼＿＿＿＿ べんずりさん	赤く火照った顔			ぬくいんか 顔が べんずりさんに なっとるど ［訳］ 暖かいのか 顔が 赤く 火照ってますよ
／＼＿＿ ＿＿＿／ へんこち・へこさか	（* さかし とも言う） 逆、 さかさま			あまのじゃくじゃけに へんこち ばっかりゆうね ［訳］ あまのじゃくだから 逆ばっかり 言うんです
＿＿／ へんば	不公平			へんばに ならんように うまいこと わけよ ［訳］ 不公平にならないように 上手に分けなさいよ
こ と　ば	意　味			会 話　 例
￣￣＿ ほーぐ	ゴミ			そこらの ほーぐを ひろとけよ ［訳］ そこらの ごみを 拾っといて下さい
￣＼＿＿＿ ほーぐかご	クズかご			いらん紙は ほーぐかごに ひてとけ ［訳］ いらない紙は クズ篭に 捨てなさい
＿＿￣ ほ−け	のけ者			かわいそうに ほーけに せられとんのよ ［訳］ かわいそうに のけ者に されているんですよ
￣＼＿＿ ほーすび	パワー全開			船で ほーすびではしっても 間に合わんな。 ［訳］ 船で 全速力で走っても 間に合わないですね。
＿＿￣￣＿／ ぼーぶりふる	かき回したように 一面に散らかす			ほらほら また ぼーぶり ふったようにしとるど ［訳］ ほらほら また かき回したように 散らかしてるよ
￣＼＿＿ ほーろさ	湿疹・できもの			顔に ほうろさが できとるど ［訳］ 顔に湿疹が 出来てますよ
＿＿￣￣―＿ ほおたかばち	頬			ほおたかばっち きりまっそ ［訳］ 頬を 平手打ちにするど
＿￣―＿ ぼけさく	ぼんやり者			ぼけさく じゃけに 財布を なしんしたね ［訳］ ぼんやり者だから 財布を 紛失したらしいよ
＿￣ ほけ	呼気の湯気			今日は よう 冷えて 口から ほけが 出よるわ ［訳］ 今日は よく冷えて 口から 白い湯気が 出てるわ
＿￣＿ ほぜる	掘る			このしたに うもっとるけに ほぜり ださんか ［訳］ この下に 埋まっているので 掘り出しましょう
＿＿￣＿ ほたえる	ふざける			そんがに ほたえよったら けがすんじゃど ［訳］ そんなに ふざけていたら 怪我しますよ
＿＿￣＿＿ ほたれこむ	池，海に落ち込む			けつまづいて 海に ほたれこんだのよ ［訳］ つまづいて 海に 落ち込んだのよ
＿＿／ ほっちょ	包丁			ほっちょの 刃が こげとるが ［訳］ 包丁の 刃が 欠けていますよ
＿／＼ ほてる	死ぬ			犬が やまんなかで ほてとらいや ［訳］ 犬が 山の中で 死んでいたよ
＿￣＿￣＿ ほてたてる	腹 （ほて） を立てる			はごのように 言われたって ほてたてとるど ［訳］ バカのように言われたから 腹立ててるよ
＿／＼＿＿＿＿ ほてるめにあう	死ぬほど ひどい目にあう			へたなこと ゆうたら ほてるめにあわされるんど ［訳］ へたなこと言ったら ひどいめにあわされますよ
＿＿￣＿ ほとびる	（花がさく）とも言う 茶粥の米が割れて開く			早よ食わな茶がいがほとびるど ［訳］ 早く食べないと茶粥が開いてまずくなりますよ
＿＿￣―＿＿ ほねがましい	魚に小骨があって食べにくい			このいおは ほねがましいけに 骨切り せーよ ［訳］ この魚は 小骨で食べにくいから 骨切り してよ
＿￣―＿＿ ほぼもない	限度を知らぬほど			ほぼもないば 持ってきたんじゃな ［訳］ 限度を知らぬほど 持って来たんですね
＿／ ほむ	水に潜る			どこまで ほめるか 競争 せんか ［訳］ どこまで 潜れるか 競争 しましょう
￣＿＼・＿＿／ ほれみ	そら見ろ			ほれみ うらの 言う通りじゃろがえ ［訳］ そらみろ、私の言う通りでしょう
＿￣＿ ぼれる	老人ボケになる			なんぼになっても ぼれとらへんな ［訳］ いくつになっても ボケていないですね
＿＿＿／ ぽんぽら	煙突			ぽんぽら から けぶりが ようけ でよる ［訳］ 煙突から 煙がたくさん 出ている
				ま行へ