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こ と ば |
意 味 |
会 話 例 |
__ ̄ だいしょ |
少々,ある程度 |
だいしょは
釣ったんかえ? [訳]
ある程度は 釣りましたか? |
_ ̄ ̄ だいい |
だるい |
権現さんまで 上ったら 足が だいいわ [訳]
権現さんまで 登ったら 足がだるいよ |
__ ̄_ たいよる |
居る (蔑んだ言い方) |
あいつが よばれに きて たいよんのよ [訳]
あいつが ご馳走にあずかりに 来てるんですよ |
__/ たいげ |
面倒くさい,気乗りしない |
今から いくんは たいげなわ [訳] 今から 行くのは 気乗りしないなぁ |
__ ̄_ たいがい |
@.あきれた A.おそらく・だいたい |
たいがい この時間には
来るわ [訳] おそらく この時間には 来ますよ |
_ ̄_ たがう |
くじく、捻挫する |
足を たごて いとて 歩けんわ [訳] 足を くじいて 痛くて 歩けないわ |
_ ̄_ たぐる |
せき,クシャミをする |
風邪ひいて たぐって どんなんが [訳]
風邪をひいて 咳が出て どうにもならないわ |
__ ̄_ たくばう |
たくわえる |
ようけとれたら 冷凍して たくぼとかんか [訳]
沢山取れたら 冷凍して 貯えておきましょうよ |
_ ̄_ だすい |
ゆるい |
栓が だすいけに
水が ぶいよるな [訳]
栓が ゆるいから 水が 漏れていますね |
_/\ たぜる |
船底を火で乾燥させる |
今日は 船たぜて ペン 塗るね [訳]
今日は 船底をあぶって ペンキ を塗るんです |
__ ̄ たたえ |
満潮 |
ここのか とおかの 明け暮れだたえ [訳] (旧暦) 9日 10日は 明け暮れに満潮がある |
__ ̄_ たちこむ |
突き刺さる |
足に 釘が たちこんで
医者に いたわ [訳] 足に 釘が 突き刺さって 病院に行ったよ |
_ ̄_ たてる ( 戸を ) |
閉める |
おおどを たてといて
くれるかいや [訳]
雨戸を 閉めといて もらえるかな |
__ ̄_ たのむし |
頼母子講 |
たのむし かけよんねよ [訳]
頼母子講に入ってるんですよ |
__ ̄ たてろ |
急な坂道 |
たてろじゃけに
滑らんように 気いつけや [訳]
急な坂道だから 滑らないように 気をつけなさい |
__ ̄\_ たてろしい |
急峻な |
この道は たてろして
歩きにくいなぁ [訳]
この道は 急峻で 歩きにくいねぇ |
_ ̄_ だゆむ |
ゆったり,のんびりする |
時間が あるけに ここで だゆんどかんか [訳] 時間があるので ここで ゆったりくつろぎましょうよ |
__\ たらえ |
たらい |
たらえに 水 貯めといてくれ [訳] たらいに水貯めといて下さい。 |
_/ /\_ たる ・ たった |
飽きる ・ 飽きた |
もう たって きたわ [訳]
もう 飽きて きました |
_ ̄_ たろた |
足りた |
弁当は たろたかえ [訳]
弁当は 充分 足りたかな |
/\/\ だんない |
気にしなくてよい |
びーやー 返しは だんないのに [訳]
あれまぁ お返しは 気にしなくていいのに |
__ ̄_ たんがみ |
厚紙、ボール紙 |
たん紙でオモチャの船を作らんか [訳] 厚紙でオモチャの船をつくろうよ |
__ ̄_ たんねる |
@ 訪ねる A 質問する |
がっこの せんせに たんねて みいの [訳] 学校の先生に 聞いてみなさいよ |
__/\ だんなし |
金持ちで隠居してる人 |
あしこの 人は だんなしよ [訳]
あの家の人は 裕福で 隠居しているんですよ |
__/ たんぼ |
みぞ,ドブ |
たんぼに
めめずが ようけ おるわ [訳]
みぞに ミミズが 沢山 いますよ |
__ ̄ たんご |
肥え桶 |
たんご いただいて 畑へ いっきょったな [訳]
肥え桶 頭に乗せて 畑へ 行っていましたね |
_____/ たんだたんだ |
だんだん、なおさら |
家を手入れせんとたんだたんだかたぶいて来るど [訳] 家を手入れしないとだんだん傾いて来ますよ |
__ ̄_ だんなら |
誰やら |
だんならが
たんねて きとったど [訳]
だれかが 尋ねて 来てましたよ |
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こ と ば |
意 味 |
会 話 例 |
__/ ちーそ |
しそ |
梅干に ちーそを 入れる [訳]
梅干に しそを 入れる |
__ ̄ ちえと |
洪水,山崩れ |
裏山で ちえとがいたんじゃって [訳]
裏山で 山崩れがあったらしいよ |
_/\ ちえる |
池,川が決壊する |
大雨で どっからの川が ちえたんじゃな [訳]
大雨でどこかの川が 決壊したんですね |
/__ _ ̄_ ちっと, ちとば |
少し,少しばかり |
こんがに ちっとじゃ あかまがや [訳]
こんなに 少しでは 駄目だと思うよ |
__ ̄_ ̄ ちぬとくそ |
仲間、 |
二人は ちぬとくそじゃ [訳] 二人は 同類 ですよ |
_ ̄_ ぢねん |
自然にゆっくり |
ほっといたら じねんに
できてくる [訳]
ほっとけば 自然にゆっくり 出来てくる |
_ ̄ _ ̄_ ちば ,ちばき |
唾 |
そこらに ちば 吐いたら あかんぞ [訳]
そこらで 唾 吐いたら だめだよ |
_/\ ちびる |
すり減る、磨耗する |
そんがに ちびた じょうりを まだ はいとんこ? [訳]
そんなにすり減った草履をまだ履いているんですか? |
_ ̄_ ちめる |
*.ひねしる・ちみきるとも つねる |
ちめったら 痛いがいや [訳]
つねったら 痛いよ |
__ ̄_ ちめたい |
つめたい |
手足が こじけて ちめたい ちめたいが [訳] 手足が こごえて ずこく 冷たいなぁ |
_/\ ちやす |
水泡などをつぶす |
ちんちんぶくれは ちやしたら
早よなおる [訳]
水泡は つぶしたら 早く治る |
__ ̄ ちゃのこ |
朝食 |
ちゃのこが
できたけに くわんか [訳]
朝食が できたから 食べましょう |
___ ̄_ ちゃわんめご |
食器カゴ |
皿 洗ろて 茶碗めごに
いれとくど [訳]
皿を洗って 食器カゴに いれておきますよ |
/\__ ちゃんかご |
腰につける竹製の篭 |
腰に ちゃんかご つけて 草抜きをする [訳]
腰に 竹製のカゴをつけて 草抜きをします |
___/ 茶をうる |
油を売る(道草する) |
どこで 茶を うっとんか 戻ってこんが [訳]
とこで 道草してるのか 戻って来ないね |
_/ ちょう |
一対 |
それと これで ちょうに
なっとんじゃど [訳]
それとこれで 一対になっているんですよ |
_____/ ちょっとない |
ほんの少しの間 |
ちょっとない 見とってくれるかいや? [訳]
ほんの少しの間、見てて もらえますか? |
__ ̄_ ちょっきり |
(*ちょっきし とも言う) ちょうど、 きっちり |
じぇにめは ちょっきり 百円よ [訳] 値段は ちょうど 百円です |
____/ ちょうさいぼう |
翻弄する、もてあそぶ |
ちゃんと みよらな ちょうさいぼうに しょーるど [訳]
ちゃんと 見てないと 好きにもてあそばれてるよ |
___ ̄―_ ちょうだらい |
洗面器 |
顔 洗うけに ちょうだらい もてきてくれ [訳]
顔を洗うので 洗面器 持ってきて下さい |
 ̄ ̄_ ちょーち |
蝶々 |
ちょうちが
花に とまった [訳]
蝶々が 花に 止まった |
__ ̄ ̄―__ ちんちんぶくれ |
水泡 |
やきゃたして ちんちんぶくれに なった [訳]
やけどして あとが 水泡になった |
__ ̄ ̄ ちんちん |
ガラス,陶器のかけら |
ちんちん 踏んで 足 きったが [訳]
ガラスのかけらを 踏んで 足を切ったよ |
 ̄ ̄_ ちんぐ |
親友 |
あいら 二人は ちんぐよ [訳]
あの人たち 二人は 親友ですよ |
__ ̄_ ちんかも |
ツーカーの仲 |
あいらは ちんかも じゃもの [訳]
あの人たちは ツーカーの仲ですよ |
__ ̄__ ̄_ ちんばよいから |
早いめに |
ちんばよいから かまえとけよ [訳]
早めに 準備 済ましておきなさいよ |
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こ と ば |
意 味 |
会 話 例 |
/\ つい |
ひょつとして |
つい ここへよっとらへんかと のぞいたのよ [訳] ひょっとして ここへ寄ってないか のぞいたんです |
__ ̄_ つくなむ |
(* つくばる
とも) しゃがむ・うずくまる |
足が だいかったら つくなんどれいの [訳]
足が だるかったら しゃがんで いなさい |
_ ̄―__ つつきもん にする |
いじくり回す。 もてあそぶ |
また ビデオを つつきもんに
しょーるど [訳]
また ビデオを いじくりまわしていますよ |
_/ つづ |
粒 |
この薬は つづに なっとるな [訳]
この薬は 粒々に なつていますね |
_ ̄_ つつく |
いじくる |
めげるけに つつくなよ [訳]
壊れるから いじくらないでね |
_/ つね |
ふだんの日、いつもは |
つねにゃ ここで 仕事 しょんじゃけどな [訳]
いつもは ここで 仕事を しているんですけどね |
__ ̄―__ つぶねあげる |
無造作に積み上げる |
そこへ つぶねあげといてくれ [訳]
そこへ 積み上げておいて下さい。 |
__\ つぶれ |
ツルベ |
いずみから つぶれで
みずをくんでこい [訳]
井戸から ツルベで 水を汲んできて下さい |
_/ つべ |
尻 |
おけな つべ しとんじゃな [訳]
大きな お尻を してますね |
__ ̄_/\_ つべへまわって |
言った口の下から |
言うた つべへまわって しょうるが [訳] 言った 口の下から してますね |
_/ つむ(髪,爪を) |
切る |
ぼさぼさの 髪を つんでこい [訳]
ボサボサの 髪を 切って来い |
___/ つらつら |
嫌々ながら |
しとない事を つらつら したねよ [訳]
したくない事を 嫌々ながら したんですよ |
__ ̄ ̄―___ つらぼねがにくい |
顔を見るのも憎たらしい |
あいつは
つらぼねが憎いやっちゃ [訳] あいつは 顔を見るのも憎たらしい奴だ |
_ ̄―_ つらいめ |
つらい経験,苦労をする |
あしこの 嫁は つらいめしょんね [訳]
あの家の 嫁さんは 苦労しているんです |
/\__ つりつく |
因縁をつける |
だまっとかだったら つりつかれるんど [訳]
黙っていなかったら 因縁つけられますよ |
_ ̄_ つろく |
釣合い |
その服は ズボンと つろく せんな [訳]
その服は ズボンと 釣合いがとれないな |
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こ と ば |
意 味 |
会 話 例 |
|
 ̄\ でー |
奥の間 |
でーまで あがってこいの [訳]
奥の間まで 上がって下さい |
|
_/ でー がある |
長く楽しめる |
この飴は でーがあって
なかなか なしんならん [訳]
この飴は 長く楽しめて なかなか 無くならない |
|
_ ̄_ てがう |
からかう |
猫に てがいよったら
かなぐられるんど [訳]
猫を からかっていたら 引っかかれますよ |
|
_ ̄ でく |
人形 |
でくしばい
見に いかんか [訳] 人形芝居
見にいきましょう |
|
_\ てご |
(* てったい とも言う) 手伝い |
だゆどらんと てご
せんかい [訳]
のんびり していないで 手伝い しなさい |
|
_ ̄__ てだって |
連れだって |
ふたり てだって 出て いった [訳]
二人 連れだって 出ていきました |
|
__ ̄_ てっつき |
ザル |
こめ あろて てっつきに いれとけ [訳]
米を洗って ザルに入れておきなさい |
|
/__ でっこ |
海へほうりこむ 頭から飛び込む |
クズは 海へ でっこ してこい [訳]
クズは 海へ ほうりこんで 来なさい |
|
__/ てっき |
焼き網 |
てっきで
餅をやかんか [訳]
焼き網で 餅を焼きましょう |
|
 ̄_ てて |
連れて |
あんがらもんやか てて くなよ [訳]
あんな人は 連れてこないでね |
|
_/ でば |
ナイフ(肥後守) |
でばで
てー 切ってしもた [訳]
ナイフで 手を 切ってしまった |
|
_/ でぼ |
イボ,腫物 |
せなかに おけな でぼが
できとる [訳]
背中に 大きな 腫れ物が できている |
|
__ ̄ でもの |
できもの、おでき |
でものが
膿んで 腫れてきたわ [訳] できものが 膿んで 腫れてきましたよ |
|
__\ てんで |
各自めいめい |
てんでに
好きなもん 買いに いけいの [訳]
各自めいめいに 好きな物を 買いに行きなさい |
|
/\_ てんね |
丁寧 |
いかな てんねに
こしらえとんじゃな [訳]
とっても 丁寧に 作っていますね。 |
|
__ ̄ でんぎ |
すりこぎ棒 |
でんぎで
胡麻を する [訳]
すりこぎ棒で ゴマを する |
|
___/ てんつじ |
てっぺん、頂上 |
頭の てんつじに
コブ ができとるど [訳] 頭の てっぺんに コブが 出来てますよ |
|
___/ てんまる |
紙風船 |
こどもじぶんに よう てんまるついて 遊んだな [訳] 子供のとき、よく 紙風船ついて 遊びましたね |
|
__ ̄―__ てんつるつん |
衣服が小さすぎて 手足首が剥き出ている様 |
服が こんもて てんつるつん じゃが [訳] 服が小さすぎて 手首、足首が剥き出ていますよ |
|
__ ̄―__ てんからぼし |
陽に当りっ放しの様 |
てんからぼしでおったら あつけ するんど [訳] 陽に当りっ放しでいたら 日射病になりますよ |
|
__ ̄―__ でんぼにんげ |
長男以外で 分家した兄弟 |
あしこの おととは でんぼにんげよ [訳]
あの家の 弟さんは 分家して所帯持ちですよ |
|
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|||
こ と ば |
意 味 |
会 話 例 |
|
 ̄\_ とーに |
ずいぶん以前に |
とーに 台風で 波止が 崩れたことがあったな [訳]
ずいぶん前に 台風で波止が崩れたことがあったね |
|
__/ とーに |
とっくに |
とーに よい くて 済んだんじゃがいや [訳] とっくに 夕飯 食べて 終わりましたよ |
|
 ̄\_ とーから |
早くから・以前から |
朝 とーから やまへ いたんじゃな [訳]
朝 早くから 畑仕事に 行ったんですね。 |
|
__ ̄― ̄\ どーならのー |
困ったなぁ |
そら どうならのー [訳]
それは 困ったなぁ |
|
 ̄ ̄___ どーぬける |
ものすごく激しく雨が降る |
雨が どーぬけてきたど [訳] 雨が すごく激しく 降って来たよ |
|
__ ̄_ どーかん |
クラゲ |
あの どうかんは
さすけに 気をつけよ [訳]
あの クラゲは 刺すから 気をつけてね |
|
__ ̄__ とうとびき |
とうもろこし |
とうとびき を ようけ 植えとんじゃな [訳]
とうもろこしを 沢山 植えていますね |
|
 ̄\__ どーとり |
お経の先達 |
おばが かんきの どうとり してくれるこ? [訳] おばさんが お経の 先達してくれますか ? |
|
_/ _/\ とう とわん |
届く・届かない |
背伸びしても 手が とわんわ [訳]
背伸びしても 手が 届かないです |
|
___ ̄\___ どうぞこーぞして |
なんとかして |
どうぞこうぞして てて こさそと さかく しょーる [訳] なんとかして 連れて こさせようと手をつくしている |
|
____ ̄\__ どうなりこーなり |
(どうばりこうばり とも) なんとか かんとか |
道に迷よたけど どうなりこうなり 行き着いたわ [訳] 道に迷ったけど なんとか かんとか 行き着いたよ |
|
__ ̄―__ どうならいや |
どうにもなるもんか |
そんがら おとっちゃまで どうならいや [訳]
そんな 怖がりでは どうにもなるもんか |
|
__ ̄_ どえこむ |
ふいに落ち込む |
縄に 引っかかって 海へ どえこんだね [訳]
縄に 引っかかって 海へ 落ちたんですわ |
|
 ̄\___ とーりかい |
行き違い |
道の真ん中におったら とおりかい ならんが [訳] 道の真ん中にいたら 行き違いできませんよ |
|
_/\ とかき |
トカゲ |
とかきの
しりが きれて いごっきょる [訳]
トカゲの 尻尾が 切れて 動いている |
|
_/ とぎ |
葬式 |
とぎに
見送りに いかななんね [訳]
葬式に 見送りに行かないといけないんです |
|
__ ̄_ どくれる |
怒る・ ふくれる |
気に入らんて どくれて いんだが [訳]
気に入らないって 怒って 帰ったよ |
|
__ ̄_ とくしん |
納得・了解 |
ようけじぇにがいるけど。得心しとんか? [訳] 沢山お金かかるけど、納得してますか? |
|
__\ どこど |
どこか |
どこど うっとる みせ ないかの [訳]
どこか 売っている 店 ないかな |
|
__ ̄_ とこばる |
寝る |
出てこんがと 思たら まだ とこばいよるが [訳]
出てこないと思ったら まだ 寝ていますよ |
|
___ ̄_ どこどがし |
どこかには、 あちこち |
どこどがし にゃ おいとろがや [訳]
どこかの家には 置いていると思うわ |
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__ ̄―___ どこのことなら |
充分,充分 |
そこまで でけたら どこのことなら [訳]
そこまで 出来たら 充分,充分 |
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__ ̄_ どこばれ(り) |
どこかしこ |
この品は どこばれ 売っとらへんど [訳] この品は、どこかしこには 売ってないよ |
|
__ ̄―_ としのよさ |
大晦日 |
としのよさにゃ 紅白を みるね [訳]
大晦日は 紅白歌合戦をみます |
|
_____ ̄_ とってかむよに |
(いってかむよに とも) うんもすんもなく・一方的に |
いってかむよに
言われたがいや [訳] うんもすんもなく 一方的に 言われてしまったよ |
|
__ ̄_/\ どっかしらん |
(* どっから とも言う) どこやら |
どっかしらん の 人が たんねて きたど [訳]
どこやらの 人が 尋ねて 来ましたよ |
|
_/_ とっぱ |
ホラ 、 作り話 |
あれの 言うことは とっぱ ばっかりじゃと゛ [訳]
あいつの言うことは いいかげんな話ばかり ですよ |
|
_ ̄―_ とっぱくれ |
ホラ吹き |
あいつは とっぱくれじゃけに
話 半分に聞けよ [訳]
あの人は ホラ吹きだから 話 半分に聞きなさいよ |
|
___/\ どっしゃげる |
勢いよく座礁する |
船が すばなに どっしゃげたんじゃが [訳]
船が 州鼻に 座礁したんですよ |
|
_ ̄ ̄―___ ととよちんくれ |
きじ鳩、山鳩 |
ととよちんくれが
なっきょるど [訳] 山鳩が 鳴いているよ |
|
_\ /___ とと ・ とったん |
父 |
とったんは
いま 沖に いとる [訳]
おとうさんは 今 漁に出ています |
|
_ ̄_ とびき |
とうきび(もろこし) |
とびきを たいて とびき餅を つくった [訳] とうきびを 蒸して
とうきびの 餅を作った |
|
_ ̄―___ どばっしゃげる |
勢いよく衝突する |
波止に どばっしゃげて 船を めいでしもたね [訳] 波止に 衝突して
船を 壊してしまったんですよ |
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_ ̄―_ どぶくろ |
悪ガキ |
どぶくろが あたやかまして どんなん [訳]
子供達が うるさくして 困る |
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_ ̄_ どやす |
殴る |
わるいことして どやされた [訳]
悪いことして 殴られました |
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___/ とりおく |
整頓する |
客が くるけに 部屋を とりおいとけよ [訳]
客が来るので 部屋を整頓 していて下さいよ |
|
_ ̄―__ とろくさい |
身体が弱く元気がない |
しょっちゅう 寝こんで とろくさいんじゃな [訳]
しょつちゅう 寝込んで 身体が弱いんですね |
|
_ ̄―__ どろになる |
こんこんと眠り込んだ様 |
よっぽど疲れたんか どろになって 眠とらいや [訳] よほど疲れたのか こんこんと眠っています |
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__ ̄_ とんぎる |
(* とぎる とも言う) 針先様に鋭くとがる |
杭の先 とんぎらさな
立ち込まへんど [訳]
杭の先 とがらせないと 打ち込めないですよ |
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/\__ どんつべ |
(* どんけつ とも言う) 最後,ビリ |
はしりごくしても どんつべ ばっかりじゃった [訳]
かけっこ しても ビリ ばっかりでした |
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/\__ どんくそ |
のろま、遅鈍な人 |
あれはどんくそじゃけに いらいら するわ [訳]
あの人はのろまだから、イライラ しますよ |
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__ ̄_ どんがら |
どんな |
どんがら もんが できよんの [訳]
どんな物が 出来るんですか |
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/\__ どんがら |
ずうたい |
おけな どんからに
似合わん おとっちゃまやな [訳]
大きな ずうたいに 似合わない 怖がり ですね |
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 ̄_ ̄_ どんなん |
いけない,困る |
そんがら こっちゃ どんなんど [訳]
そんな ことでは 困りますよ |
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__\ どんち |
針、刃物類の先端が 鋭く尖ってない |
ほっちょの刃が ちびて どんちになっとるな [訳] 包丁の刃先が すり減って 尖ってないね |
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__ ̄_ どんどろ |
かみなり |
どんどろに
へそ とられるど [訳]
かみなりに へそを 取られますよ |
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__ ̄―___ どんどろそばえ |
雷雨,夕立ち |
急げ どんどろそばえが
どーぬけてきたど [訳]
急げ 雷雨が 激しく 降って来たぞ |
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__ ̄_ どんびご |
羽毛のまだ生えない鳥の子 |
巣の 中に どんびごが
おったわ [訳]
巣の中に 孵ったばかりの 鳥の子がいましたよ |
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__ ̄―_ どんがらん |
どんなもの |
どんがらんでも
ええけに はよう つくってくれ [訳]
どんなものでも いいから 早く 作って 下さい |
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__ ̄_ とんじん |
無知な人 |
あいつは とんじんじゃけに
知らへんど [訳]
あの人は 無知だから 知らないと思うよ |
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