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文化・風習
徳丸
佐柳島には以前から四国の多度津へ通う「渡海船」とも「東海船」とも呼ばれる船 ( 徳丸-通称とうかい ) があり、島への貨物の運搬や、島の人達の買い物など代行してくれる。今ほど交通が便利でなかった戦後間もない頃は、出稼ぎ者の多い神戸港、大阪港まで定期的に行き来して、荷物の運送をしていた。今では宅急便など、陸上の貨物輸送が発達し、島と阪神の港湾で働く者間では渡海船に頼らなくてもいい時代になった。今の徳丸は平日の一日一回、多度津港へ人と貨物を運搬している。
徳丸は、怪我、急病人を運ぶ救急船として指定もを受けているという。また、ときには空き時間に海上タクシーとしても利用されている。私もよく利用させてもらっているが島の人には大変便利な存在である
* (2001年7月にNHKのETV2001で"暮らしを運ぶ便利屋さん"としてとりあげられた。)
* (2003年11月にエンジンと船室を改装、速力は38ノット[約時速70km]になった。)
多度津港の徳丸と2代目船長の大川さん
佐柳島の長崎港を7時半に出航し、多度津港を昼の12時に出航する。

090-3189-8692 ( 徳丸・大川 )
母港の長崎へと約、時速60キロで疾走する徳丸と航跡。船室の外は耐えがたい風圧がある。速いのが大川さんの自慢である。、
「現在運休中!再開日は未定」